2024年 七十二候(2015年~)

日本の七十二候(しちじゅうにこう)を味わい、季節を! 自然を!! くらしを!!! 楽しみましょう!

大寒や春分などの二十四節気は半月ごとの季節の変化を示しますが、これをさらに5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候です。古代中国で作られたものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は何度も変更され、日本でも、日本の気候風土に合うように何度か改訂されています。

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11月17日~
(第五十七候)
金盞香
(きんせんかさく)
ヒンヤリし始めた朝夕の空気の香り
街の隅々まで水仙の品の良い香りが届くよう!!
11月12日~
(第五十六候)
地始凍
(ちはじめてこおる)
秋雨は豪雨に、曇天は澄空にと交互に顔出し!!
短かくなった秋でも、例年通りいよいよ初冬をお迎え
立冬 11月7日~
(第五十五候)
山茶始開
(つばきはじめてひらく)
十一月の花サザンカ、お茶の葉にもなります
酉の市で家内安全祈願、街なかに季節を感じましょう
11月2日~
(第五十四候)
楓蔦黄
(もみじつたきばむ)
十月の花の金木星、街路の紅葉と競います
寒さに備えて体力つくり、多摩川河川敷は絶好の散歩道
10月28日~
(第五十三候)
霎時施
(こさめときどきふる)
新米が出回れば新酒が待ち遠しい
冷やして良し、燗でも良し、下戸さんもちょっと一口
霜降 10月23日~
(第五十二候)
霜始降
(しもはじめてふる)
やわらかく香りのよい新米が出回っています
夏場からの米不足と価格高騰が収まりますように!
10月18日~
(第五十一候)
蟋蟀在戸
(きりぎりすとにあり)
猛威をふるった太陽もお疲れモードか静かになり
虫の音が秋らしさを届けてくれます
10月13日~
(第五十候)
菊花開
(きくのはなひらく)
栗・柿・きのこ・リンゴなど秋の恵みを神様におもてなし
五穀豊穣を願い我々庶民もご相伴にあずかりましょう!
寒露 10月8日~
(第四十九候)
鴻雁来
(こうがんきたる)
急に涼しくなったり、夏日になったりと季節は気まぐれ
山々の色も少しずつ変化して秋模様!
10月2日~
(第四十八候)
水始涸
(みずはじめてかるる)
お米不足の夏でした。新米に大きな期待
9月17日が十五夜、10月15日の十三夜に再度お月見を!
9月28日~
(第四十七候)
蟄虫坏戸
(むしかくれてとをふさぐ)
暑さ寒さも彼岸まで、彼岸を過ぎて虫の音遠く
八月の花の芙蓉から、九月の花の彼岸花が盛りです
秋分 9月22日~
(第四十六候)
雷乃収声
(かみなりすなわちこえをおさむ)
久しぶりに秋の七草で日本の秋に思いを馳せて!
藤袴・萩・葛・尾花・女郎花・桔梗・撫子
9月18日~
(第四十五候)
玄鳥去
(つばめさる)
今年は迷走台風に猛烈な暑さと、被害大でした
未だ来る台風や大雨の備えにマイタイムラインの作成を!
9月12日~
(第四十四候)
鶺鴒鳴
(せきれいなく)
喜びや健康の言い伝えであるセキレイ
夏とのお別れの代わりに初陣きって早生の梨!
白露 9月7日~
(第四十三候)
草露白
(くさのつゆしろし)
台風や大雨で各地に大きな被害がでています
被災された方々にお見舞い申し上げます
9月2日~
(第四十二候)
禾乃登
(こくものすなわちみのる)
八月の花の芙蓉が今年もたくさん咲いてくれました
食べれないが大きな季節の恵みをありがとう!!
8月28日~
(第四十一候)
天地始粛
(てんちはじめてさむし)
もうすぐ、梨にブドウにイチジクの恵み
かぼすとすだちの酸味で舌ならし
処暑 8月22日~
(第四十候)
綿柎開
(わたのはなしべひらく)
25日は道塚自治会納涼祭
なごりの夏を感じながら身体を整えましょう!!
8月17日~
(第三十九候)
蒙霧升降
(ふかききりまとう)
あまりの暑さに野菜が巨大化したとか
昨年も梅雨らしい梅雨がなく日本も亜熱帯化?
8月12日~
(第三十八候)
寒蝉鳴
(ひぐらしなく)
オリンピックにMLB大谷選手
暑い夏は暑いまま高校野球へと引き継がれます
立秋 8月7日~
(第三十七候)
涼風至
(すずかぜいたる)
盆踊り大会が終わっても、暑さはまだまだ続きそう
せめて気分だけでも立秋の凉へ
8月2日~
(第三十六候)
大雨時行
(たいうときどきふる)
7月の花の蓮から8月の花の芙蓉にバトンタッチ
暑さに負けず、今年も芙蓉が大輪を青空高くに!!
7月27日~
(第三十五候)
土潤溽暑
(つちうるおいてむしあつし)
各地で夏祭りが開かれ、夜空には夏の星座がキラキラ
道塚盆踊り、元気に夏を乗り切りましょう!!
大暑 7月23日~
(第三十四候)
桐始結花
(きりはじめてはなをむすぶ)
今年は7月24日(水)と8月5日(月)が土用の丑の日
うのつくものを食べて夏バテ対策!!
7月17日~
(第三十三候)
鷹乃学習
(たかすなわちわざをならう)
20日(土)~23日(火)道塚小学校でラジオ体操
定期的に身体を動かし、時々外の空気を吸いましょう!!
7月12日~
(第三十二候)
蓮始開
(はすはじめてひらく)
昨年もはっきりしない梅雨で、空梅雨のようでした
気候変動の影響なのか、日本の四季は何処へ向かう?
小暑 7月6日~
(第三十一候)
温風至
(あつかぜいたる)
梅雨らしい雨もなく、真夏のような猛暑が続いています
熱中症に十分気を付けてお過ごしください!!
7月1日~
(第三十候)
半夏生
(はんげしょうず)
暑い暑い涼月(7月の和名)の始まりです。
行楽シーズン、事故に気を付け海山川を楽しみましょう!
6月26日~
(第二十九候)
菖蒲華
(あやめはなさく)
6月最後の日は夏越しの茅の輪くぐり
菖蒲、花菖蒲、杜若、いづれも品よく凛として美しい
夏至 6月21日~
(第二十八候)
乃東枯
(なつかれくさかるる)
長雨の季節も、各地で田圃や畑仕事に精が出ます
タコ・冬瓜・ラッキョで夏の備えの体力つくり
6月16日~
(第二十七候)
梅子黄
(うめのみきばむ)
梅を使った和菓子や洋菓子が色鮮やか
梅干しでキリリとスッキリして梅雨退治
6月10日~
(第二十六候)
腐草為蛍
(くされたるくさほたるとなる)
美しくはかなげな蛍光は代表的な日本の風物詩
露地の紫陽花、日本庭園の竹や苔にしばし梅雨忘れ
芒種 6月6日~
(第二十五候)
螳螂生
(かまきりしょうず)
くちなしの花が甘い香りをはこんできます
6月1日は気象の日でした。気象と防災に思いと知恵を!
5月31日~
(第二十四候)
麦秋至
(むぎのときいたる)
梅雨の足音を消すような麦畑の風音
どの穂たちが、美味しいパンやビールになるのかな?
5月26日~
(第二十三候)
紅花栄
(べにばなさく)
ベニバナに新茶、季節はドンドンすすみます
今年の八十八夜は5月2日ごろでした
小満 5月20日~
(第二十二候)
蚕起食桑
(かいこおきてくわをはむ)
木々は濃い緑色にかわり季節は初夏に
“熱中症にご注意”を連れて梅雨が目の前に!!
5月15日~
(第二十一候)
竹笋生
(たけのこしょうず)
今年の筍は豊作なのでしょうか?
久しぶりに旬の筍をたらふく味わいました、美味!!
5月10日~
(第二十候)
蚯蚓出
(みみずいづる)
ミミズも植物も元気に活動中
菖蒲で魔除けと虫よけ、加えて肩こりにも
立夏 5月5日~
(第十九候)
蛙始鳴
(かわずはじめてなく)
梅雨を迎える前の“梅月”の5月入り
夏日があれば冷たい雨の日も、体調管理を万全に
4月30日~
(第十八候)
牡丹華
(ぼたんはなさく)
4月の締めは絢爛豪華な牡丹の花
うららかな春日和を過ぎもうすぐ八十八夜
4月25日~
(第十七候)
霜止出苗
(しもやんでなえいづる)
霜の心配がなくなり冷え込みも終わり
緑のあざやかさは春本番そのもの
穀雨 4月19日~
(第十六候)
葭始生
(あしはじめてしょうず)
葦の若芽は生命力の象徴のよう
穀物の恵みの雨が田圃や畑に、路地の花壇に
4月14日~
(第十五候)
虹始見
(にじはじめてあらわる)
大気が潤うと、時に虹が現れます
春の和菓子で季節をゆっくりと味わいましょう
4月9日~
(第十四候)
鴻雁北
(こうがんかえる)
清々しく晴れ渡る花の季節
雁を送りツバメを迎える、百花繚乱の清明
清明 4月4日~
(第十三候)
玄鳥至
(つばめきたる)
寒暖の差の激しい日が続きました
東京では桜の開花は3月29日、とても遅咲き
3月30日~
(第十二候)
雷乃発声
(かみなりすなわちこえをはっす)
春の主役は花ばかりではありません
山菜の天婦羅に野草摘み、大人の苦みが心地良いす
3月25日~
(第十一候)
桜始開
(さくらはじめてひらく)
穏やかな日差しに誘われて少し遠出の散策
日本の春は花だよりに包まれています
春分 3月20日~
(第十候)
雀始巣
(すずめはじめてすくう)
太陽が真東からのぼり真西に沈み、
お花見の便りがあちこちから聞こえてきます
3月15日~
(第九候)
菜虫化蝶
(なむしちょうとなる)
再生の象徴の蝶、モンシロチョウにキチョウの舞は
スミレやシロツメクサに良く似合う
3月10日~
(第八候)
桃始笑
(ももはじめてさく)
一雨ごとに春の陽気が増します
寒緋桜に桃の花、春よ来い早く来い
啓蟄 3月5日~
(第七候)
蟄虫啓戸
(すごもりむしとをひらく)
花の便りが待ち遠しい季節
寒暖の激しさに虫たちは戸を開けにくいかな?
2月29日~
(第六候)
草木萠動
(そうもくめばえいずる)
虫さんも新芽さんも元気に活動開始!
早花咲月の3月、いよいよ花の季節の到来!
2月24日~
(第五候)
霞始靆
(かすみはじめてたなびく)
沈丁花の香りがかすかに何処かから
二月の花の椿、日本人には身近な存在
雨水 2月19日~
(第四候)
土脉潤起
(つちのしょううるおいおこる)
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯は鳴いてくれているかな、春よ来い!
2月14日~
(第三候)
魚上氷
(うおこおりをのぼる)
聖人バレンタインの祝日
氷上に飛び出す魚は求愛ダンスのごとし
  2月9日~
(第二候)
黄鶯睍睆
(うぐいすなく)
関東大震災から100年
2月11日防災フェスタ、防災体験を重ねましょう
立春 2月4日~
(第一候)
東風解凍
(はるかぜこおりをとく)
立春、日本各地に春が訪れますように
暖かい穏やかな陽なたがたくさんできますように
  1月30日~
(第七十二候)
鶏始乳
(にわとりはじめてとやにつく)
大寒を越えれば立春、第一候が始まります
新年の誓いや目標を忘れずに季節と歩みましょう!
  1月25日~
(第七十一候)
水沢腹堅
(さわみずこおりつめる)
初天神、初不動の縁日が始まります
受験生にとっては厳しい季節、春はすぐそこまで!
大寒 1月20日~
(第七十候)
款冬華
(ふきのはなさく)
厳しい寒さの中でフキノトウがつぼみを出します
二十日正月も終わり、立春が待ち遠しい
  1月16日~
(第六十九候)
雉始雊
(きじはじめてなく)
キジの活動が盛んになると春近し
まずは寒を乗り切りましょう、次節気からは大寒です
  1月11日~
(第六十八候)
水泉動
(しみずあたたかをふくむ)
鏡開き、左義長、小正月、おしるこ、小豆がゆ
神様との縁を切らぬように、鏡餅は包丁を使わないとか
小寒 1月6日~
(第六十七候)
芹乃栄
(せりすなわちさかう)
能登地震、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
被害がこれ以上拡大しないことを願います。
  1月1日~
(第六十六候)
雪下出麦
(ゆきわたりてむぎいづる)
謹賀新春!!
甲辰(きのえ・たつ)春の日差しが、あまねく成長を助く年!
  12月27日~
(第六十五候)
麋角解
(さわしかのつのおつる)
令和5年もいよいよ大詰め!!正月飾りはどうなさいますか?
和名氷月の12月、気分一新、新しい春をお迎えください!
冬至 12月22日~
(第六十四候)
乃東生
(なつかれくさしょうず)
12月のはなの水仙、そろそろちらほら見かけます。
冬至を過ぎれば昼が少しづつ長くなり、太陽の復活です!
  12月17日~
(第六十三候)
鱖魚群
(さけのうおむらがる)
鮭はお正月にふさわしい赤い身、でも分類は白身魚?
寿司でも焼いてでも美味しいです!