2021年 七十二候 

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12月31日~
(第六十六候)
雪下出麦
(ゆきわたりてむぎいづる)
コロナが収束し、平常の生活に戻れますように
希望に満ちた新年でありますように
12月26日~
(第六十五候)
麋角解
(さわしかのつのおつる)
お正月の飾りは、苦待つ・一夜飾りを避け
心清くお正月の神様を迎えましょう
冬至 12月22日~
(第六十四候)
乃東生
(なつかれくさしょうず)
うつぼ草が芽を出してきます
冬至を迎えても自然は逞しく躍動しています
12月17日~
(第六十三候)
鱖魚群
(さけのうおむらがる)
鮭は神の魚、残すとこなく食します
ホイル焼き、ムニエル、炊き込みご飯にお寿司
12月12日~
(第六十二候)
熊蟄穴
(くまあなにこもる)
コロナに明け暮れた一年でした
気分を切り替え年越し準備の事はじめを!!
大雪 12月7日~
(第六十一候)
閉塞成冬
(そらさむくふゆとなる)
季節は「大雪」、本格的な冬の到来を感じたり
冬の夜空を眺めたり、温かい鍋を囲んだり
12月2日~
(第六十候)
橘始黄
(たちばなはじめてきばむ)
12月の和名の一つは春待月、もう春が待ち遠しい
お歳暮シーズンの始まり始まり
11月27日~
(第五十九候)
朔風払葉
(きたかぜこのはをはらう)
北風が強く感じられ、紅葉も薄くなります
季節はいよいよ本格的な冬へと進みます
小雪 11月22日~
(第五十八候)
虹蔵不見
(にじかくれてみえず)
五穀の収穫を祝い新嘗祭は11月23日
神嘗祭は10月17日で神様が召し上がります
11月17日~
(第五十七候)
金盞香
(きんせんかさく)
もう少ししたら水仙が花を咲かせます
寒さがどんどん進みます、鍋で暖まりましょう
11月12日~
(第五十六候)
地始凍
(ちはじめてこおる)
地面に落ちた銀杏の実が匂い
七五三で盛装した子供たちの手に千歳飴
立冬 11月7日~
(第五十五候)
山茶始開
(つばきはじめてひらく)
立冬から立春の前日までが冬
山茶花が咲き、北から冠雪の便りが届きます
11月2日~
(第五十四候)
楓蔦黄
(もみじつたきばむ)
山装う秋、街路樹の紅葉が鮮やかです
季節はもうすぐ立冬を迎えます
10月28日~
(第五十三候)
霎時施
(こさめときどきふる)
美味しい新米に、新酒。日本の秋
金木星の香りを楽しみ、新鮮なリンゴでも
霜降 10月23日~
(第五十二候)
霜始降
(しもはじめてふる)
朝夕がヒンヤリしてそろそろ霜のたより
立冬までに吹く冷たい風を「木枯らし」と
10月18日~
(第五十一候)
蟋蟀在戸
(きりぎりすとにあり)
今年の13夜は18日頃
縁起よくお団子は13個でお月見を
10月13日~
(第五十候)
菊花開
(きくのはなひらく)
各地で菊祭りが開かれます
五穀豊穣を感謝する神嘗祭、心豊かに
寒露 10月8日~
(第四十九候)
鴻雁来
(こうがんきたる)
ツバメと入れ替わりに冬鳥が飛来
秋がますます深まり、虫の音は静かに
10月3日~
(第四十八候)
水始涸
(みずはじめてかるる)
九月の花の彼岸花ともお別れ
秋の味覚を楽しみ、晩秋の景色を心の栄養に
9月28日~
(第四十七候)
蟄虫坏戸
(むしかくれてとをふさぐ)
虫さんたちはそろそろ冬ごもりの支度を
日暮れもはやくなり秋の星座が美しい
秋分 9月23日~
(第四十六候)
雷乃収声
(かみなりすなわちこえをおさむ)
暑さ寒さも彼岸まで。秋の空を眺め、夜は静かに読書など
涼しさが少しづつ増してきます
9月18日~
(第四十五候)
玄鳥去
(つばめさる)
子育てを終えてツバメが南の国に帰ります
多摩川やご近所で秋の七草を探してみましょう
9月12日~
(第四十四候)
鶺鴒鳴
(せきれいなく)
道塚でも所々で秋の虫の声が聞こえてきます
せきれいの鳴き声と共に暑さもお別れで一抹の寂しさが
白露 9月7日~
(第四十三候)
草露白
(くさのつゆしろし)
まだまだ暑い日が続きます
季節は、早朝の草木に白い露が見られる装いに
9月2日~
(第四十二候)
禾乃登
(こくものすなわちみのる)
秋雨前線が表れ始めます
月見が楽しい、三日月に有明月・上弦の月に下弦の月
8月28日~
(第四十一候)
天地始粛
(てんちはじめてさむし)
八月の花の芙蓉、近所の酔芙蓉
朝は白く開いて夕方にはピンクで閉じる一日花
処暑 8月23日~
(第四十候)
綿柎開
(わたのはなしべひらく)
処暑とは「暑さが収まる」頃
秋の気配の中、夏バテと台風シーズンに要注意
8月18日~
(第三十九候)
蒙霧升降
(ふかききりまとう)
ヒグラシからツクツクボウシへ
暑さは峠を越えたのだろうか?
8月12日~
(第三十八候)
寒蝉鳴
(ひぐらしなく)
日によっては秋特有のイワシ雲が見られます
お盆を迎えて季節はいつの間にか秋へと
立秋 8月7日~
(第三十七候)
涼風至
(すずかぜいたる)
東京オリンピック、熱戦に継ぐ熱戦でした
パラリンピックも熱戦を期待!!
8月2日~
(第三十六候)
大雨時行
(たいうときどきふる)
昨年に続き、道塚夏祭りは軒並み中止
早くコロナが収束し平穏な日常を!!
7月28日~
(第三十五候)
土潤溽暑
(つちうるおいてむしあつし)
アスファルトが溶けるような酷暑
夏の星座と夏祭りで暑さ発散
大暑 7月22日~
(第三十四候)
桐始結花
(きりはじめてはなをむすぶ)
最も暑い時期、大暑
うなぎ・しじみ・もち・たまごで夏バテ防止
7月17日~
(第三十三候)
鷹乃学習
(たかすなわちわざをならう)
日本の梅雨明け宣言は大体中旬近辺
お中元は東日本ではこの頃までに
7月12日~
(第三十二候)
蓮始開
(はすはじめてひらく)
旧暦ではこの7月がお盆の地域があります
夏がどんどん進み風鈴の凉が心地よい
小暑 7月7日~
(第三十一候)
温風至
(あつかぜいたる)
夏至が過ぎ日は短くなるが、夏本番はこれから
功徳日にお参りとほおずき市へ
7月1日~
(第三十候)
半夏生
(はんげしょうず)
半夏生、半化粧、半夏雨、朝顔市
京都の祇園祭を来年こそ平穏に盛大に
6月26日~
(第二十九候)
菖蒲華
(あやめはなさく)
季節が早くなり、アヤメはすでに咲きました
夏越しの茅の輪くぐりで厄払い
夏至 6月21日~
(第二十八候)
乃東枯
(なつかれくさかるる)
夏至、一年のうちで昼間の時間が一番長い
冷たいものを食べ過ぎて体調を壊さないように!!
6月16日~
(第二十七候)
梅子黄
(うめのみきばむ)
6月16日は和菓子の日、嘉祥
厄除けや招福を願い餅や菓子を供えたのが由来
6月11日~
(第二十六候)
腐草為蛍
(くされたるくさほたるとなる)
梅雨の時期は苔が美しい
都心でも昔は蛍狩りが見られたものです
芒種 6月5日~
(第二十五候)
螳螂生
(かまきりしょうず)
早い梅雨もはっきりしない状態です
地震、風水害に備えマイタイムラインを!!
5月31日~
(第二十四候)
麦秋至
(むぎのときいたる)
さわやかな天気にも微かに梅雨の気配が
夏の太陽がじっと出番を待っています
5月26日~
(第二十三候)
紅花栄
(べにばなさく)
ベニバナが咲き始め、新茶が美味しい
お茶がらで、胡麻和えやかき揚げとひと工夫
小満 5月21日~
(第二十二候)
蚕起食桑
(かいこおきてくわをはむ)
蚕が桑の葉を盛んに食べて大きくなります
太陽が初夏を力強く運んできます
5月16日~
(第二十一候)
竹笋生
(たけのこしょうず)
毎年季節が早まり、筍が食卓を飾り終えた処も
若葉と吹き抜ける風に夏の香りがします
5月10日~
(第二十候)
蚯蚓出
(みみずいづる)
いつもの年は、季節の祭りが盛んになる頃
昨年同様、今年も開催中止が相次ぎ寂しいかぎり
立夏 5月5日~
(第十九候)
蛙始鳴
(かわずはじめてなく)
こどもの日…こどもの人格を重んじ、
こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日
4月30日~
(第十八候)
牡丹華
(ぼたんはなさく)
気高く高貴な花、牡丹
郭公が桑の木に止まり蚕を生む時節とか
4月25日~
(第十七候)
霜止出苗
(しもやんでなえいづる)
霜が降りるような季節もこの辺りまで
田植えも佳境に入るころ
穀雨 4月20日~
(第十六候)
葭始生
(あしはじめてしょうず)
水辺の萍(うきくさ)が芽吹き始め
恵みの雨が植物を優しく包みます
4月15日~
(第十五候)
虹始見
(にじはじめてあらわる)
雨上がりに鮮やかな虹を見始めるころ
木の芽の次は、春の和菓子で一息
4月10日~
(第十四候)
鴻雁北
(こうがんかえる)
名前が分かるまでに草木がグングン育ちます
この時期何んといっても菜食弁当、木の芽が旬
清明 4月4日~
(第十三候)
玄鳥至
(つばめきたる)
田舎の軒先にはツバメの巣があり
せっせと餌を運ぶ姿が夏にかけて見られます
3月30日~
(第十二候)
雷乃発声
(かみなりすなわちこえをはっす)
時々春雷が聞こえてきます
花の便りと春の雨が陽気を誘います
3月25日~
(第十一候)
桜始開
(さくらはじめてひらく)
今年の桜は早めの開花
3密を避けて多摩川べりでお花見を
春分 3月20日~
(第十候)
雀始巣
(すずめはじめてすくう)
春分、自然と生物の活動が加速します
春のお彼岸は何といっても牡丹餅
3月15日~
(第九候)
菜虫化蝶
(なむしちょうとなる)
蝶の好きな花、スミレ・シロツメクサ・ランタナ
桜のつぼみが大きくふくらみ開花の便りも
3月10日~
(第八候)
桃始笑
(ももはじめてさく)
モモは仙人の食べ物で仙果
鬼をはらう行事に使う弓は桃の枝
啓蟄 3月5日~
(第七候)
蟄虫啓戸
(すごもりむしとをひらく)
鳥たちが元気に餌を求め
スミレやあんずの花がそろそろお目覚め
2月28日~
(第六候)
草木萠動
(そうもくめばえいずる)
眠っていた命が静かに目覚めます
桃の節句の菱餅は、魔除け清浄健康長寿の意
2月23日~
(第五候)
霞始靆
(かすみはじめてたなびく)
霞がかかり山々がぼんやり見えます
そろそろ沈丁花の春の香りがしてきます
雨水 2月18日~
(第四候)
土脉潤起
(つちのしょううるおいおこる)
雨が大地を潤し植物が芽吹き始める
ふき味噌やよもぎ天ぷらが美味しい
2月13日~
(第三候)
魚上氷
(うおこおりにのぼる)
春先に飛び跳ねる魚は生命力そのもの
コロナに負けない体力を
2月8日~
(第二候)
黄鶯睍睆
(うぐいすなく)
春告げ鳥の鶯が鳴き始めます
早春のみずみずしい野菜で健康つくり
立春 2月3日~
(第一候)
東風解凍
(はるかぜこおりをとく)
温かい春風が氷を溶かし魚が勢いずく頃
餌を求める鳥の羽音と幾重もの波紋が
1月30日~
(第七十二候)
鶏始乳
(にわとりはじめてとやにつく)
もうすぐ立春、多摩川の散策でも
節分は魔目(豆)、柊鰯で鬼を追いはらおう
1月25日~
(第七十一候)
水沢腹堅
(さわみずこおりつめる)
大寒の真っただ中
寒の水、寒卵、寒すずめ、蠟梅で心和む
大寒 1月20日~
(第七十候)
款冬華
(ふきのはなさく)
20日は二十日正月、奴正月とも
神様のお帰りの日、お正月行事の締め日
1月15日~
(第六十九候)
雉始雊
(きじはじめてなく)
15日は小正月、女正月とも
あずき粥にあずき汁、一年の邪気をはらう
1月10日~
(第六十八候)
水泉動
(しみずあたたかをふくむ)
鏡開きは包丁を使わず、みんなで分け合いましょう
神様とのご縁が切れないように!
小寒 1月5日~
(第六十七候)
芹乃栄
(せりすなわちさかう)
松の内、書初めに福笑い
七草粥を食べて無病息災を祈る